英辞郎は翻訳者による翻訳者のための辞書
http://www.alc.co.jp/
英辞郎は、もともとある翻訳者の個人的な単語帳として始まったそうです。EDP(Electronic Dictionary Project)の編纂ですが、Web上ではアルクが公開して利用できるようにしてくれています。私はもう10年近くもありがたく利用させていただいているのですが、「何でも載っている辞書を作りたい」をモットーにしたこの「成長する辞書」は、実に豊富な収録語で、頼りになる存在です。
英辞郎には、既存の辞書にあるような「権威」はありません。ですから、「英辞郎に載っていたから…」というような言い訳は通用せず、翻訳者には必ずそれが正しいかどうか、裏をとり、用例を調べ、自分で判断する必要があります。けれど、考えてみればそれはどんな辞書を使った場合でもそうなんですよね。「辞書に書いてあったから」でマルがもらえるのは、学校の英語の授業までです。実務翻訳では、たとえ辞書に書いてあってもおかしな言い回しはしてはいけないわけです。そして、辞書には往々にしておかしな言い回しにつながる記述があります。それは辞書が悪いんじゃなくて、言葉というのはそういうものなんですね。文脈によって意味は変化しますし、文脈の中での最適な言い回しは、機械的に辞書の単語を置き換えることでは見つけられないのです。
英辞郎は、データベースを購入してローカルで使うこともできます。むしろ、そちらのほうがEDPを支えるという意味でも、通信環境に左右されない仕事環境を整えるという意味でも、アプリケーションのスピードという意味でも、優れているのでしょう。けれど、時代はクラウドですし、それよりなにより、常にアップデートされるスピードについていきたい気持ちから、私はWeb版を愛用しています。多くの翻訳者の貢献に感謝しながら。
英辞郎には、既存の辞書にあるような「権威」はありません。ですから、「英辞郎に載っていたから…」というような言い訳は通用せず、翻訳者には必ずそれが正しいかどうか、裏をとり、用例を調べ、自分で判断する必要があります。けれど、考えてみればそれはどんな辞書を使った場合でもそうなんですよね。「辞書に書いてあったから」でマルがもらえるのは、学校の英語の授業までです。実務翻訳では、たとえ辞書に書いてあってもおかしな言い回しはしてはいけないわけです。そして、辞書には往々にしておかしな言い回しにつながる記述があります。それは辞書が悪いんじゃなくて、言葉というのはそういうものなんですね。文脈によって意味は変化しますし、文脈の中での最適な言い回しは、機械的に辞書の単語を置き換えることでは見つけられないのです。
英辞郎は、データベースを購入してローカルで使うこともできます。むしろ、そちらのほうがEDPを支えるという意味でも、通信環境に左右されない仕事環境を整えるという意味でも、アプリケーションのスピードという意味でも、優れているのでしょう。けれど、時代はクラウドですし、それよりなにより、常にアップデートされるスピードについていきたい気持ちから、私はWeb版を愛用しています。多くの翻訳者の貢献に感謝しながら。