この記事は、2007-07-05 11:01:16 pmにポストしたものの再掲です。 構文の上でもandやorの処理にはコツがありますが、単語レベルで考えても、andやorにとらわれてはならないものです。
andとorは、確かに意味はちがうのですが、多くのものを並列する場合、英語では厳密にどちらかを使わねばなりません。どちらを使ってもかまわないような場合、あるいはどちらとも判然としないような場合でも、どちらかが選択されているわけです。これにつき合って、日本語でもいちいち「もしくは」「または」「と」「および」などの接続詞を使っていると、どんどん文章が硬く、読みづらくなってしまいます。もちろん文脈によるわけですが、あいまいにしてかまわないような場合は、接続詞は用いず、中黒「・」や読点「、」で並べておけばかまわないのです。「や」という接続詞も、andとorを限定しないので、便利に使えるものです。
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