かつて、日本の翻訳業界は、ほぼ国内で閉じていました。そういうときに円相場は、影響があっても、間接的です。ところがインターネットの時代になって、外 国のエージェントが参入し、国内エージェントも海外在住の翻訳者を抱えるようになりました。こうなると、円相場は仕入れ価格に影響します。価格競争に直接 響いてくるわけです。こういう状況下で円高は、私たちの事務所にとっては本来逆風ではないはずなのです
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数年のうちにはこのエントリ自体がものすごく古臭くて実情を反映しなくなるかもしれないということを前提に書くのですが、Google翻訳は、少なくとも 日本語と英語の間については、おおまかな内容を推測する以上の役にはたちません。たぶん数年のうちに大幅に改善するとは思いますが、現状では、 Google翻訳を使って英文のページを日本語に変換して読もうと思っても、頭が痛くなるだけです。逆も同じで、翻訳業務の実用上はあんまり意味がないの がGoogle翻訳をはじめとする多くの自動翻訳ソフト・サービスです。

けれど、それではこのサービスに全く意味がないのかというと、そうではありません...
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どこまで訳すか、訳さないか 06/29/2011 0 Comments   翻 訳に完全はありません。常に、「これでいいのか、これではダメなのか」と悩みながら、その文書、その文書が用いられる目的に合わせた最適な訳を探します。 特に悩むのが「どこまで訳すのか」という問題ですね。これはいろんな場合で発生しますが、わかりやすいのは名詞でしょう。

たとえば、政治制度上の機関や地位の名前です。現代的なものには、たいてい定訳があります。たとえば経済産業省であればMinistry of Economy, Trade and Industry(METI)が公式な翻訳です。
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「英文翻訳お役立ちサイト」を一新しました。過去記事は(一部まだアップできていませんが)ほぼ移転を終えています。ページアドレスが変わっていますので、お探しの記事があれば、検索していただきますようお願いいたします。
 
 
さまざまな翻訳案件の中には、明らかに翻訳が不要なものが入ってくることがあります。そんな時どう対応すべきか、困ることがあります。

迷 うまでもないケースもあります。例えば以前、ある個人のお客様から、「海外からこういうメールが来た。重要なもののようなので翻訳してほしい」と、依頼が ありました。最初の一文を読んだだけで、これがスパム、詐欺メールの類であることは明らかです。そこで、その旨をクライアントに伝え、この案件は取り下げ られました。
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英辞郎は、もともとある翻訳者の個人的な単語帳として始まったそうです。EDP(Electronic Dictionary Project)の編纂ですが、Web上ではアルクが公開して利用できるようにしてくれています。私はもう10年近くもありがたく利用させていただいているのですが、「何でも載っている辞書を作りたい」をモットーにしたこの「成長する辞書」は、実に豊富な収録語で、頼りになる存在です。
英辞郎には、既存の辞書にあるような「権威」はありません。ですから、「英辞郎に載っていたから…」というような言い訳は通用せず、翻訳者には必ずそれが正しいかどうか、裏をとり、用例を調べ、自分で判断する必要があります。けれど、考えてみればそれはどんな辞書を使った場合でもそうなんですよね。

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かつて翻訳者が辞書を何冊も積み重ねて仕事をしていたのは、ハクをつけるためでも押し花をつくるためでもありませんでした。辞書には編著者の個性が出ま す。複数の辞書を引き比べることで、より正確な言葉の意味が浮かび上がってきます。こういう比較をいちいち手作業でやるのはほんとにたいへんでしたが(何 より机の上のスペースが必要で、そのため一時は一人で机を3つも使っていましたが)、コンピュータが導入され、「串刺し検索」が可能になりました。1つの 検索語を入力すると、複数の辞書にそれを照会して結果を一覧してくれるソフトが出まわるようになったのですね。

このWeblioは、その串刺し検索を無数の辞書を対象に行ってくれるWebサービスです。

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少し前までは、「Wikipediaに書いてありました」みたいなことを言うと「ちゃんとした資料で調べろ」と叱られたものでした。たぶん現在でも、学術 研究のようなレベルでは、Wikipediaの位置づけはそれほど高くないだろうとは思います。それでも、いまでは以前と違って、「Wikipediaぐ らいチェックしておくのが常識だろう」というふうに、以前とはかなり風向きが変わってきました。以前なら、「そんないい加減な情報を当てにしていてはいけ ない」とされていたのが、いまでは「まずはそこで調べて、必要に応じて裏をとったり、さらに進んだ調査をするのがいい」という感じだろうと思います。 →続きを読む
 
 
Googleについて、いまさら語ることもないでしょう。あるいは、下手に語り始めたら1冊の本が書けてしまいます。それでも全容を見渡したことにはならないほど、巨大な存在になっているのがこの検索シェア第一位の巨人です。そして、翻訳者にとってなくてはならないツールが、このGoogle検索です。

Google検索を辞書の補完として使う方法は、ブログの「意外と知らない? - Googleを使った翻訳」に書きました。けれど、もちろんそれだけではありません。

最も利用するのは、やっぱり関連情報の収集のためでしょう。たとえば文書が自分の詳しくない分野に関連するものであれば、まずはその分野の基礎をわかりやすく説明したサイトをGoogleで検索します。このとき、英文のサイトと日本文のサイトの両方を見つけて読めば、その業界の定訳や独特の言い回しを知ることができます。さらに、人物が出てきたら、 →続きを読む